第108回全国高校野球選手権大会2回戦第9日は13日、甲子園で4試合が行われる。初戦を劇的な逆転で制した有明(熊本)と、18安打と打線が爆発した長崎日大(長崎)の一戦をはじめ、各地の代表校が勝ち進みを懸けて激突する。
有明、創部30年目で甲子園初勝利の勢い
有明は1回戦で1点を追う九回、2死満塁の好機から永田晴輝の適時二塁打で逆転勝ち。創部30年目で甲子園初勝利を挙げ、勢いに乗る。計3失点だった左腕・工修哉と斉藤遼汰郎の継投のタイミングが勝負の鍵を握る。
一方の長崎日大は初戦で計18安打と打線が活発。2安打ずつ放った8番・小池郁と9番・広石歩の下位打線がチャンスを作り、長打力のある4番・川鍋伶恩ら中軸につなげたいところだ。
東海大甲府、中軸の勢いで健大高崎に挑む
初戦を継投で乗り切った東海大甲府(山梨)は、中軸に勢いがある。3番・田中三士郎と5番・田中楓真がそれぞれ3安打を放ち、4番・伊沢拓真も勝負強い。健大高崎(群馬)は初戦の五回、5長短打で一挙6点の爆発力を見せた。「機動破壊」で相手を揺さぶれるか。エース・石垣聡志は11奪三振で完投し、投打がかみ合っている。
青森山田と東日大昌平、1点差接戦を制した者同士
青森山田(青森)と東日大昌平(福島)は、ともに1回戦で1点差の接戦を制して勝ち上がってきた。青森山田は初戦同様、先にリードを奪い、球威のある左腕・川久保昂直ら3投手の継投でしのぎたい。東日大昌平は初戦で本格派右腕・照沼佑崇が球威のある直球を主体に1失点完投。打線は計2安打だったが、相手の隙を見逃さず2点を奪った。守りでリズムを作り、小差の展開に持ち込めば勝機が広がる。
大分商、平田の好救援で逆転勝ちの勢い
大分商(大分)は初戦で150キロ台をマークした右腕・平田玲翔の好救援から逆転勝ちした。打線も地方大会を含めて全6試合で2桁安打と好調を維持。バントなどの小技も絡めて相手投手を揺さぶりたい。対する英明(香川)は初戦で関東第一を破り、攻守に総合力が高い。左腕・冨岡琥希は低めに球を集め1失点完投。3点二塁打を放った好調の3番・松原蒼真の前に走者をためたい。



