第108回全国高校野球選手権大会3回戦(16日、阪神甲子園球場)で、有明(熊本)と対戦した東日大昌平(福島)の応援団が、試合前に相手校へ「フレー、フレー、有明」「フレー、フレー、熊本」と大きな声援を送った。
被災地への思い
東日大昌平の猪戸富太応援団長(3年)は「対戦が決まった時から考えていた」と話す。猪戸応援団長は福島県相馬市出身で、15年前の東日本大震災で大きな被害を受けた地域だ。当時の記憶はほとんどないが、家族から被災当時の話を聞いて育ったという。母は「こんな思いは二度としない方がいい」と度々口にするという。
二度のコールに込めた意味
7月に熊本県を大地震が襲ったことから、被災地への思いがあった。甲子園では有明は勝負を競う相手でもあるため、まず校名を呼び、続けて県名を叫んだ。「フレー、フレー、熊本」というコールには、対戦相手への敬意と被災地へのエールが込められていた。



