巨人が10日のDeNA戦で6-11と逆転負けし、3連敗を喫した。2試合連続の2桁失点で、投手陣の制球難が深刻な影を落としている。橋上監督代行は「大量失点につながってしまっている」と、無駄な四球を敗因に挙げた。
六回の猛攻で逆転許す
巨人は初回に4点を先取したが、二回までに1点差に迫られた。六回、2番手の田中瑛斗がマウンドへ上がる。先頭の筒香嘉智をフルカウントからの四球で歩かせると、中前打でつながれ、宮崎敏郎の適時二塁打で同点。さらに松尾汐恩に勝ち越しの2点適時打を浴び、この回一挙5点を奪われた。田中瑛は降板し、試合の流れはDeNAに傾いた。
リーグワーストの四球数
リーグトップの防御率を誇る巨人投手陣だが、四球の多さが気がかりだ。試合前時点でリーグワーストの230個を数え、1試合平均約3個のペース。直近の阪神3連戦でも3試合で15個もの四球を与え、橋上監督代行が「気になった」と指摘したばかりだった。指揮官は「野球だから打たれることはある程度仕方ない」としながらも、「慎重になりすぎると、逆に自分たちが苦しくなる」と改善を求めていた。
改善への決意
一夜明けたこの試合でも、先取点直後の一回に四球が絡んで2失点。七回には先頭の宮崎に四球を与え、代打の度会隆輝に決定的な3ランを浴びた。従来、ストライクゾーンでの積極的な勝負を追求してきたチームにとって、無駄な四球は致命的だ。内海投手コーチは「あした、しっかりみんなに言う。改善していかないといけない」と語り、原点回帰を誓った。



