プロ野球・広島東洋カープでスペイン語通訳を務めるファン・フェリシアーノさん(46)が、母国ドミニカ共和国に妻と4人の子どもを残し、単身でチームを支えている。来日2年目のエレフリス・モンテロ選手(28)とサンドロ・ファビアン選手(28)を、年の離れた兄のように叱咤激励し、時には父親のように寄り添ってきた。
家族と離れ、毎日電話
明るい性格だが、家族の話題になると表情が沈む。母国には妻と18歳から11歳までの3男1女がいる。「さみしくて、毎日、電話する」と語る。
カープは一昨年まで通訳2人体制を敷き、2月の春季キャンプ直前からシーズン終了までを分担していた。しかし昨季から1人で担当することになり、1年の大半を家族と離れて暮らしている。
妻子来日でリフレッシュ
妻子を日本に呼び寄せる話もあったが、高校を卒業した長男が進学の準備に忙しく、断念したという。
それでも今夏、妻と11歳の長女が夏休みを利用して来日。約1か月間、ともに過ごし、リフレッシュできた様子だ。家族への思いを胸に、クライマックスシリーズ(CS)進出を目指すチームを裏方として支えるフェリシアーノさん。妻や子どもたちもきっと誇りに思っている。



