ラグビー選手の熱中症事故、暑さ指数31以上「原則中止」徹底されず
ラグビー選手の熱中症事故、暑さ指数31以上「原則中止」徹底されず

ラグビーのリーグワン2部の九州に所属するサイモニ・ブニランギ選手が練習中に熱中症の症状を訴えて緊急搬送され、7日に亡くなった事故で、チームが練習中に気温と湿度などから算出する暑さ指数(WBGT)を計測していなかったことが13日、関係者への取材で分かった。熱中症対策を怠ったまま練習が行われていた可能性がある。

指針では原則中止も徹底されず

日本スポーツ協会の指針では、WBGT31以上で運動を「原則中止」としている。WBGTの数値は、環境省の「熱中症予防情報サイト」で公表されているが、チームはこうした数値について把握していなかったという。

チームによると、ブニランギ選手は3日午後、室内練習場で約1時間のウエートトレーニングを行った後、午後4時50分から屋外で休息を取りながらランニングメニューを約50分間行った。環境省によれば、練習拠点のある福岡市では同日午後4時時点のWBGTは32.9、同5時時点では32.4で原則中止の水準を上回っていた。

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日本ラグビー協会の通達

日本ラグビー協会は6月に夏場の練習や合宿について、熱中症を含む安全対策を最優先するよう通達。日本スポーツ協会の指針を示して、WBGT31以上では練習を原則中止することを求めている。

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