スペイン19歳ヤマル、泥臭いプレーでPK獲得…W杯準決勝でフランスを2-0撃破
スペイン19歳ヤマル、泥臭いプレーでPK獲得…W杯準決勝でフランス撃破

サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3か国大会は14日(日本時間15日)、準決勝の1試合が行われ、スペイン(世界ランキング2位)がフランス(同3位)に2-0で快勝し、4大会ぶりの決勝進出を決めた。スペインは国際試合の連続無敗記録を歴代最長タイの37に伸ばした。決勝では19日(日本時間20日)にイングランドとアルゼンチンの勝者と対戦する。フランスは3位決定戦に回る。

試合の展開

優勝候補同士の対戦は、スペインが攻守に圧倒した。22分、左サイドからの攻撃で19歳のラミン・ヤマルがPKを獲得し、ミケル・オヤルサバルが落ち着いて決めて先制。58分にはダニエル・ポロが2点目を挙げてリードを広げた。フランスは終盤に猛攻を見せたが、スペインの粘り強い守備を崩せず、3大会連続の決勝進出はならなかった。

ヤマルの泥臭いプレー

一つのミスも許されない張り詰めた雰囲気で始まったビッグマッチは、スペインが誇るスター候補の泥臭いプレーで流れが決まった。前日に19歳になったばかりのヤマルが、先制点となるPKを獲得した。20分頃、左サイドを駆け上がったマルク・ククレリャのクロスが逆サイドに流れ、フランスのリュカ・ディニュが頭で頭上に上げた。ヤマルが落下地点に突っ込んで先にボールに触れると、蹴り出そうとしたディニュの足がヤマルの体を直撃。獲得したPKをオヤルサバルが決めた。

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「今までで一番重要な試合。(自分の)ゴールより勝利が重要」と臨んでいたヤマル。持ち前の華麗なプレーではなく、体を張って先制点をもたらした。2年前の欧州選手権でスペイン優勝の原動力となり、スター街道をひた走る。下部組織から過ごすバルセロナで「10番」を背負い、同様の経歴を歩んだアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの後継者との期待も高い。かつてバルセロナの10番だった元ブラジル代表のロナウジーニョは「私とメッシは歴史を作った。次はヤマルの番だ」と語ったという。

今大会はけがの影響で出遅れ、ここまで1得点にとどまるが、「ただ自分らしく楽しむだけ」と意に介さない。試合後は足を引きずる姿が見られたが、「問題ない」とデラフエンテ監督。若き天才が真のスターになるために、ふさわしい舞台がいよいよ整った。

監督のコメント

スペインのデラフエンテ監督は「今回の勝利を喜びつつも、ここで満足して立ち止まるつもりはない。あと一つ。最後の、そして最も困難な一歩が残っている」と語った。

試合詳細

【交代】フランス:ラクロワ=30分サリバ、コネ=46分ラビオ、ドゥエ=57分バルコラ、シェルキ=72分オリセ、T・エルナンデス=72分ディニュ。スペイン:トレス=74分オヤルサバル、メリノ=77分オルモ、ペドリ=77分ルイス、ウィリアムズ=83分バエナ、リョレンテ=83分ポロ。【警告】フランス:ラビオ、エムバペ。スペイン:ククレリャ。

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