富山市出身で、米プロバスケットボール協会(NBA)クリッパーズに所属する八村塁選手(28)の凱旋イベント「BLACK SAMURAI 富山 Homecoming」が22日、富山市の「YKK AP ARENA」(富山市湊入船町)で開かれた。八村選手はバスケ教室で、地元小中学生らとの交流を楽しんだ。(小原倫太郎)
地元の小中学生約200人と交流
凱旋イベントは、富山市の企業などでつくる実行委員会が主催。八村選手の2016年渡米後、初めて企画された。
この日は、県内の小中学生約200人を対象としたバスケットボール教室が開催された。八村選手は、子どもたちとともに、ボールを操るための基本動作である「ハンドリング」や、試合形式での練習を約1時間行い、「ボールを持ったらすぐに周りを見て、パスかシュートを放つかを判断しよう」などと声をかけた。
プロバスケットボールBリーグ・富山グラウジーズの選手ら3人とのスリーポイントシュート対決も行われ、八村選手は30秒間に8本のゴールを決めて、会場を盛り上げた。
バスケ教室に参加した男子中学生(14)は「地元出身のスター選手と一緒にプレーできて楽しかった。忘れられない一日になった」と興奮気味に話した。
「グラウジーズでプレーも」
バスケ教室に先立って開かれた記者会見では、会場となったアリーナ改修前の市総合体育館について、八村選手は「1人でシュート練習をしたり、走ったりとたくさんの思い出がある」と振り返った。
故郷について「自分の原点に立ち返ることができ、もっと上で活躍したいと思える場所」と話した。
また、新田知事、藤井裕久・富山市長、「YKK AP」(東京)の魚津彰社長ら3人を交えたトークショーも開かれた。八村選手が「富山の子どもたちに世界で活躍してほしい」との思いから設定した「富山から世界へ」というテーマで話し合った。
藤井市長が「スポーツを通じてどのような県や市になってほしいか」と問うと、「どの競技でも、富山の選手と対戦すると怖いと思われるほど実力をつけてほしい」と語った。
また、将来の展望について「富山はまたプレーしたいと思っていた地。今みたいなパフォーマンスができるうちに富山グラウジーズでプレーできれば」と話した。



