パリパラリンピック開幕まで1年、日本勢のメダル目標は20個以上
パリパラリンピック開幕まで1年、日本勢メダル目標20個以上

パリパラリンピックの開幕まで8月28日でちょうど1年となった。日本パラリンピック委員会(JPC)は、日本選手団のメダル目標を20個以上に設定した。これは前回の東京大会で獲得した37個からは減少するものの、競技レベルの世界的な向上を踏まえた現実的な目標としている。

メダル目標の背景

JPCの河合純一委員長は「東京大会は自国開催の利もあり、過去最多のメダルを獲得できた。しかし、パリでは海外開催となり、各国の競技力も向上している。20個以上という目標は、厳しい戦いを覚悟した上での数字だ」と説明した。

東京大会では、日本は金メダル13個、銀メダル15個、銅メダル9個の計37個を獲得し、国・地域別のメダルランキングで過去最高の7位となった。しかし、パリ大会では、ロシア・ベラルーシ選手の参加問題や、競技種目の変更など、不確定要素も多い。

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強化策と期待の選手

JPCは、メダル獲得に向けて、競技団体ごとの強化費を増額し、合宿や国際大会への派遣を積極的に行っている。特に、陸上、水泳、車いすテニス、バドミントンなどでのメダル獲得を期待している。

注目選手として、東京大会で金メダルを獲得した車いすテニスの国枝慎吾選手や、陸上女子走り幅跳びの重本沙織選手らが挙げられる。国枝選手は「パリでも金メダルを目指す」と意気込みを語っている。

パリ大会の特徴

パリパラリンピックは、2024年8月28日から9月8日まで開催される。約4400人の選手が参加し、22競技が行われる予定だ。東京大会からは、ボート競技が追加され、一方でテコンドー競技が削除された。

大会組織委員会は、バリアフリーの徹底や、環境に配慮した運営を掲げており、史上最も持続可能なパラリンピックを目指すとしている。

課題と展望

日本選手団にとって、海外開催のパラリンピックでのメダル獲得は容易ではない。特に、東京大会で活躍した選手が引退や故障で参加できないケースもあり、新たな選手の台頭が求められる。

JPCの河合委員長は「パリ大会は、東京大会のレガシーを引き継ぎ、さらにパラスポーツの価値を高める機会。日本選手の活躍を通じて、共生社会の実現に貢献したい」と述べた。

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