イラン、W杯初戦でニュージーランドとドロー 厳戒態勢の中開催
2026年6月15日、サッカーW杯北中米大会のグループG初戦が米カリフォルニア州ロサンゼルスで行われ、イラン代表がニュージーランドと2-2で引き分けた。この試合は、イランと軍事衝突を続ける米国が開催国となる異例の状況下で実施された。
厳戒態勢と抗議デモ
米国は数か月にわたるイランとの軍事対立を受け、イラン代表の一部サポートスタッフへのビザ発給を拒否。W杯で開催国が戦争状態にある国を迎えるのは史上初となった。試合会場周辺では厳重な警備が敷かれ、スタジアム外では反イラン政権を掲げる在外イラン人ら数百人が抗議デモを行った。
試合展開
試合はニュージーランドが先制。イライジャ・ジャストが前半にゴールを決め、W杯初勝利に王手をかけた。しかし、イランはラミン・レザイアンとモハンマド・モヘビのゴールで2度のビハインドを跳ね返し、引き分けに持ち込んだ。ジャストはこの日2得点を挙げたが、チームの勝利には至らなかった。
スタジアム内の反応
スタジアム内では多くの観客が反イラン政権の象徴を身に着け、試合前のイラン国歌演奏時にはブーイングと歓声が入り混じった。試合後、レザイアンはブーイングについて「これは私たちの問題であり、あなたには関係ない。私たちが解決する。心配しないでほしい」と述べ、政治的問題に言及することを避けた。
イラン代表は今大会、厳しい外交環境の中で戦いを強いられている。次戦以降も注目が集まる。



