八村塁の代表復帰、島田会長「信頼関係が全てにつながった」
八村塁の代表復帰、島田会長「信頼関係が全て」

日本バスケットボール協会の島田慎二会長は18日、チェアマンを務めるBリーグの理事会後に取材に応じ、米プロバスケットボール協会(NBA)クリッパーズの八村塁が約2年ぶりに日本代表復帰を果たしたことについて、「信頼関係を作れたことが全てにつながった」と語った。

八村の批判から関係修復へ

パリ五輪後の2024年11月、八村は当時所属していたNBAレーカーズの試合後、報道陣の前で日本協会の体制を批判していた。「自分たちの利益になるような方針でやっている。僕にはそうにしか見えないので、そういう団体とはやりたくない」とまで語っていた八村との関係修復に奔走したのが、島田会長だった。

会長就任がほぼ内定していたという昨年夏、八村と東京で会い、2時間以上も語り合った。「トップが日本バスケをどうしていきたいと思っているのかが、彼の関心事だった。私は本気で日本を強くしたいという思いでいたし、それを純粋にぶつけた」と振り返る。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

ロサンゼルスでの直接対話

昨年9月に会長になると、新たに就任した伊藤拓摩強化委員長とともに12月、米ロサンゼルスに八村に会いに行った。ナイトゲームだったレーカーズの試合後、再び日本バスケについて意見を交わした。

島田会長は「本気で何とかしたい、私はそういうスタンスだった。彼も何とかしたいと思っていた。そこがまず一致した。そこに対する本気度と覚悟みたいなものが、緊張感を持ってやり取りして、物事を動かしていく中で、信頼関係を作れたことが全てにつながった」と振り返った。

復帰後のプレーと今後の展望

八村は今月15日、韓国代表との国際試合に先発出場。圧倒的な存在感でチームを引っ張り、22得点を挙げた。

その様子を見て、島田会長は「最強ジャパンを作ることが一番の会長の仕事だと決めていた。そういう意味では、ほっとしているけど、(八村が代表に)来ることが全てではなく、本気でなじんで、ここで勝って、チームメートと本当にいい空気の中で同じ目線で上を目指すことが大事。プレーもさることながら、ベンチの様子を見ていても、いい雰囲気だった」と語った。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ