フランス、先制点の重要性を再確認 モンバエルツ氏が分析
フランス、先制点の重要性を再確認 モンバエルツ氏分析

サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3か国大会は9日(日本時間10日)、準々決勝が行われ、2大会ぶりの優勝を目指すフランスがモロッコを破り、4強入りした。フランス出身で、元横浜M監督のエリク・モンバエルツ氏がこの試合を分析する。

フランスとモロッコの差は縮小も、フランスが試合を支配

モンバエルツ氏は「準決勝で対戦した4年前と比べて、フランスとモロッコの差ははるかに小さくなっている。それだけにフランスはもっと苦しめられるだろうと予想していたが、前半から試合をコントロールできていた」と評価した。

フランスは高い位置からのプレスと質の高い組織的な攻撃でモロッコの守備ブロックを崩し、チャンスを創出。中盤のコネが守備時の戻りで圧倒的な働きを見せ、モロッコの少ないカウンターを阻止したことも大きかった。

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後半に示した3つの強み

モンバエルツ氏は「この試合の後半では、引いた相手も崩せるハイレベルな攻撃力、リードした後にスペースを利用するカウンター、そして全員で守れる組織的な守備力という、三つの大きな強みを示した」と指摘。

「改めて浮き彫りになったのは、先制がいかに重要かということ。先制点が生まれた瞬間、力関係は変わる。相手が攻撃のために前に出てくれば、スピードとカウンターというフランスが誇る武器を使える。その状況でこのチームを止めるのは容易ではない」と述べた。

無失点記録と優勝への展望

今大会、フランスはまだ無得点に終わった試合はない。モンバエルツ氏は「攻守のバランスをしっかり維持しつつ、相手にカウンター攻撃を許さない、そして先に失点しない。この試合で見せたすべての要素を維持できれば、フランスはW杯王者になる可能性からそう遠くないところにいる」と締めくくった。

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