ベリンガム、メキシコ戦に続き2ゴール…「完璧」なアタッカーとしてイングランドを準決勝に導く
ベリンガム2戦連続2ゴール、イングランド準決勝進出

サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3か国大会は11日(日本時間12日)、準々決勝でイングランドがノルウェーを破り、2大会ぶりの4強入りを果たした。蒸し暑いマイアミでの消耗戦で、イングランドのジュード・ベリンガムが主役に躍り出た。前のメキシコ戦に続く2ゴールで、チームを準決勝進出に導いた。

試合展開:先制許すもベリンガムが同点弾

試合は35分過ぎ、ノルウェーに先制点を許す。その後もFWアーリング・ハーランドら能力の高い選手をそろえるノルウェーに、立て続けにゴールを脅かされた。しかし前半追加タイム、突如ベリンガムが仕掛けた。左サイドのアンソニー・ゴードンからパスを受けると、ゴールに向かって鋭く切れ込んでDFを置き去りにし、ゴール隅に蹴り込んだ。

このゴールで同点に追い付き、試合は延長戦へ突入した。

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延長戦でも輝くベリンガム

同点のまま突入した延長戦で、またもベリンガムが突然輝いた。延長が始まって数分、味方のミドルシュートを相手GKがはじいたボールに、いち早く反応して押し込んだ。体力的に難しい延長戦で、こぼれるか分からないボールに対し、相手より先に反応するのはとても難しい。地味な仕事もいとわなかった背番号10が、気持ちよさそうに大歓声を浴びた。

このゴールが決勝点となり、イングランドは2大会ぶりの準決勝進出を決めた。

ベリンガムの今大会の活躍

今季故障がちだったベリンガムは、所属するレアル・マドリードでは存在感を出せていなかった。だが今大会はコンディションも良いのだろう。高さ、スピード、パワー、テクニックの全てを兼ね備えた「完璧」なアタッカーとして、サッカーの「母国」イングランドの進撃を支えている。

2試合連続の2ゴールで、主将のハリー・ケーンに並ぶ今大会通算6得点に伸ばした。リオネル・メッシやキリアン・エムバペら主役級の背中も見えてきた。「W杯で勝つには大きなハードルを乗り越えなければいけない」と話していた23歳の若きスター。60年ぶりの頂点へ、また険しい難所を乗り越えた。

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