サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の準決勝が15日(日本時間16日)、米ジョージア州アトランタスタジアムで行われ、連覇を狙うアルゼンチンがイングランドに逆転勝ちし、2大会連続の決勝進出を決めた。
試合経過:劣勢から逆転
試合は55分、イングランドが先制点を奪い、アルゼンチンは劣勢に立たされた。しかし、怒号のような声援を送るファンに後押しされ、攻め続ける。引いて守りを固める相手に対抗する中心は、もちろんメッシ。右から絶妙なクロスを送り続け、ゴールを脅かした。
この布石が実ったのは85分。敵陣右深くで相手を引きつけると、クロスは入れずにペナルティーエリアの外で待ち構えるフェルナンデスへパスを送る。フェルナンデスが右足を振り抜くと、一瞬の静寂の後にボールはネットに突き刺さった。
劇的な決勝ゴール
そして追加タイム。ポストに当たったシュートのこぼれ球を拾ったメッシが、右足で中央へ。途中出場のLa・マルティネスが母国に歓喜を、イングランドに絶望をもたらすヘディングシュートを決めた。ファンの凱歌に包まれたストライカーは「このチームがどれだけの力を持っているかを見せつけている」と興奮を隠せない様子だ。
決勝の相手はスペイン
ビハインドあり、延長戦ありと激戦の決勝トーナメントを勝ち抜き、決勝の相手はメッシが育ったスペイン。スカロニ監督は「スペインには最高の敬意を抱いている。人々が楽しめる素晴らしい試合になるだろう」と心を躍らせた。



