ノルウェーはハーランドやウーデゴールら優れた選手を擁するが、多くの面でイングランドが上回っていた。イングランドは特別に良いプレーを見せていたわけではないが、慎重に試合に入り、前半の失点にも動揺しなかった。けが人が多いのは残念だが、チームは大会を通して自信を深めているようだ。
アルゼンチンの現状:組織的だが決定力不足
アルゼンチンは完璧にはほど遠い内容だった。組織的に戦えているものの、決定機を作れず、相手が10人になっても状況は変わらなかった。パレデスはよく戦ったが、あのポジションの選手はもっと賢く、自らの発想と行動で味方を触発しなければならない。中盤の仕事は好機を作り出し、FWに点を取らせること。私は現役時代、常にそれを心がけていた。
因縁のイングランド戦への期待
フットボールをより魅力的で印象深いものにするのは、プレーだけではなく選手やファンの感情だ。その意味で次のイングランド対アルゼンチン戦は非常に大きな一戦になるだろう。1986年大会では私の友人であるディエゴ(マラドーナ)が歴史的な2ゴールを決め、98年はベッカムが退場処分となり、2002年に雪辱を果たした。今大会も人々の記憶に刻まれ、長く語り継がれるドラマになるだろう。(1978年大会アルゼンチン代表優勝メンバー、元東京V監督)



