青木真也が、9月10日に開催される『ANGEL CHAMPAGNE presents 超RIZIN.5 浪速の超復活祭り』で朝倉未来と対戦する。注目の一戦を前に、青木は自身のYouTubeやSNS、noteで朝倉にほとんど言及していない。その理由について、青木は「一瞬のバズリを求める一歩先」だと明かした。
「お互いにSNSで『この野郎』ってやっても得がない」
数字にこだわるのであれば、朝倉に対して挑発的な発信をすればアクセスは一気に増えるだろう。しかし青木は「いい質問ですね」と切り出し、「お互いにSNSとかで『この野郎』ってやっても、得がないですよね。向こうもそれが分かってるから、俺について何も言ってこないんでしょう」と語る。
試合が決まっても、自身のYouTubeの再生数やnoteの売り上げが劇的に伸びたわけではないという。「7月20日の試合決定会見の時にちょっと山ができただけで、登録者が何万人も増えたわけじゃない。結局は1イベントにすぎないんですよ」と冷静に分析する。
「スジの悪い客が増えると既存のお客さんが嫌な顔をする」
青木は「朝倉未来についてわーわーやってもnoteの売り上げはそんなに変わらないだろうし、スジの悪い客が増えると既存のお客さんが嫌な顔をするので」と説明。「僕のお客さんは心地よい空間を求めているので」と続け、朝倉も自身のYouTubeメンバーシップを持っていることから「試合を通じてお互いの箱庭を固めていく」と語った。
「揉めると話題になるけど、お互いに困る客も増えちゃうから。これってSNSのバズリを求める一歩先なんですよ」と、長期的な視点での関係構築を重視していることを明かした。一方で「たぶんABEMAとかは揉めてくれたほうがうれしいだろうし、そこは申し訳ない気持ちもありつつ、番組出演とかプロモーション稼働はやってるほうだから」と配慮も見せた。
「連絡がなくなっておしまい」ONEとの後味の悪い別れ
話題は古巣のONE Championshipへ移る。2012年から2025年まで13年間戦ってきたが、その別れは後味の悪いものだったという。「ONEには感謝されることはあれど、恨まれることはないって思ってる。勝ち負けはあったけど、試合前も試合後も俺がニュースを作ってきたんだから、『青木ありがとう』だろって思うけど、そこら辺の感覚が最後まで合わなかったなって」と振り返る。
別れ方については「どういう別れ方かって聞かれるけど、連絡がなくなっておしまい。別れ話もないよ」と淡々と明かした。
単発契約への覚悟「1回のチャンスで成果を出さないといけない」
今回のRIZIN参戦は単発契約だ。青木は「単発だからこそ、1回のチャンスで成果を出さないといけないし、『次はいらない』って言われたら仕事がなくなる」と危機感を口にする。その上で「だからこそ結果を出したいし、勝ってリング上から『どうだチャトリ!』って言いたいですよ。日本にいるだろうから『飯でも食わないか』って。みんなビックリするだろうけど」とほくそ笑んだ。
取材の最後に、記者が謝罪を伝えると「お互いの領分でベストを尽くしましょう。それだけです。マスコミなんだから、面の皮を厚くやってくださいよ。俺も人の言葉で飯を食ってるし、RIZINの大会が終わった直後に感想をnoteで出して『またRIZIN乞食しちゃいました』って開き直ってるからさ。まぁ、また話を聞きたくなったら、来てくださいよ」と笑顔で記者の肩を軽く叩いた。



