第108回全国高校野球選手権大会は10日、第6日を迎え、1回戦4試合が行われる。注目は昨春の選抜大会優勝校・横浜(神奈川)と、昨夏の全国制覇を果たした沖縄尚学(沖縄)の顔合わせだ。
横浜―沖縄尚学:新旧王者が激突
沖縄尚学は昨夏の優勝に貢献した末吉良丞と新垣有絃の両投手に加え、左腕の久高大瑚が台頭。久高は沖縄大会3試合に先発し、18回余りを1失点に抑えている。一方の横浜は、最速157キロの右腕・織田翔希ら好投手がそろう。打撃では、神奈川大会7試合で打率4割1分4厘を記録した横浜に分があるとみられる。
明徳義塾―日南学園:堅守のぶつかり合い
明徳義塾(高知)は伝統の堅守が健在だ。高知大会4試合で打率は2割台前半だったが、失策はわずか1つ。春夏通じて40回目の甲子園出場となる馬淵史郎監督の采配にも注目が集まる。8年ぶり出場の日南学園(宮崎)は、令和となって初の県勢勝利を目指す。右腕の田中皐晴、左腕の谷口銀次郎を守備力の高さで支えてきた。ロースコアの守り合いが予想される。
高岡商―高川学園:経験と若さの対決
高川学園(山口)は3季連続の甲子園出場。エース右腕の木下瑛二ら経験豊富な選手が多く、攻守に安定している。山口大会で打率1割台だった4番の衛藤諒大の復調が期待される。高岡商(富山)は1、2年生が中心のチーム。富山大会で打率4割台、2本塁打の上田順敬に好機で回したい。初戦敗退だった春の県大会から成長を見せ、思い切りのいいプレーを披露したいところだ。
天理―福山:50勝目か、初勝利か
夏通算50勝目を目指す天理(奈良)に、初出場の福山(広島)が挑む。天理はエース右腕の長尾亮大が奈良大会で計19回を投げて無失点。左腕の橋本桜佑、新井幾大も控え、チームは5試合で2失点と堅い。福山は渡辺雄介、福島悠杏の1、2番が俊足を誇り、打球を転がして次の塁を狙う。広島大会で打率4割超の5番・松井湧心に好機で回したい。



