10日に行われた夏の甲子園大会1回戦で、横浜が沖縄尚学を7-2で破り、初戦を突破した。注目の好カードで際立ったのは、横浜打線のスイングの鋭さだった。
昨夏の甲子園優勝投手である沖縄尚学の末吉を、横浜打線が攻略。村田監督は「甘く入ったボールを捉えることが徹底できた」と満足げな表情を見せた。
映像研究と豊富な練習量が実を結ぶ
二回、2死二塁から脇山が先制適時打を放った。ファウルで粘って8球目の変化球を弾き返したもので、チームは末吉の映像を何度も見返していたという。脇山は「球筋のイメージはできていた」と話した。
三回に3点目の適時打を放った江坂は、変化球を見逃してストレートに的を絞っていた。高めの球速138キロの威力に振り負けず、中前へ運んだ。
今春の選抜大会では、連覇を狙ったものの初戦で神村学園(鹿児島)の右腕・龍頭に完封負けしていた。「自分たちの情けなさを実感した。選抜の後、どこのチームより(バットを)振り込んだ」(江坂)という練習量が、末吉が「振りが強かった」と振り返る強力打線を生み出した。神奈川大会でのチーム打率は4割1分4厘だった。
投打で圧倒、主将は気の緩みなし
六回にも4点を奪い、投げてはエース織田が九回途中まで2失点と好投。投打で圧倒したが、小野主将は「自信にはなったが、次の戦いは始まっている。しっかり切り替えたい」と気を引き締めた。



