宇治山田商・山城佑斗、2度の大けが乗り越え夏の大会で3打点の活躍
宇治山田商・山城佑斗、けが乗り越え3打点

宇治山田商業高校の4番打者、山城佑斗選手(2年)が、2度の大きなけがを乗り越え、夏の高校野球大会で計3打点の活躍を見せた。昨秋の県大会では1年生ながら3番打者として起用されるほどの打力を認められていたが、大会後に左膝の半月板を損傷。さらに春の県大会で復帰した直後、練習中に右手中指の付け根付近を骨折するアクシデントに見舞われた。

「もう夏の大会には間に合わないかもしれない」

山城選手は焦る気持ちを抑えながら、体重を増やし、リハビリの一環で太ももの筋肉を鍛えるなど、早期復帰に向けて可能な限り調整を続けた。母の弘美さんは「野球に対する情熱は誰にも負けない」と話す。その言葉通り、山城選手は決してあきらめることなく、6月中旬には練習試合に出場し、何とか夏の大会に間に合わせた。

先輩の言葉で力みが消え、2点適時打

大会初戦、三回に1点を先制し、なおも二死二、三塁の好機で打席に入った山城選手。「打てなくてもいいから強く振ってこい」という先輩の声を思い出し、余分な力みが消えた。少し泳がされながらも、芯で捉えた当たりは左翼への2点適時打となった。九回にも適時打を放ち、計3打点の活躍で4番起用に応えた。

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「自分の仕事ができた」と手応え

2度のけがを乗り越えた4番打者は「自分の仕事ができた」と手応えを口にした。2回戦の相手は春の県大会を制した昴学園。「次の試合もチャンスで任せてもらえる存在になりたい」と先を見据えた。

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