夏の甲子園大会11日目の15日、拓大紅陵(千葉)のアルプス席では、野球部マネジャーの照井瑞葉さん(2年)が力強い声援を送っていた。
マネジャーと主将の絆
照井さんは加治征樹主将と同じ少年野球チームでプレーした仲だ。中学で野球を離れたが、「もう一度野球に関わりたい」とマネジャーに。遅くまで練習する加治主将の姿を見てきたといい、「悔いのないように出し切ってほしい。私も全力で声を出す」と語った。
記録的豪雨の影響
千葉県が記録的な大雨に見舞われ、一部の公共交通機関の運休が続いた影響で、拓大紅陵のアルプス席には、応援を予定していた一般生徒約100人のうち70人ほどが駆けつけられなかった。自宅が膝下まで浸水したり、車が水没したりして来場がかなわなかった生徒もいるという。
来られない生徒の分まで
応援団責任者の大槻智之教諭(41)は「来られなかった生徒の分まで精いっぱい声を出したい」と力を込めた。応援団長の唐鎌蓮さん(2年)は「甲子園で元気に応援している姿を見てもらい、被災した人を少しでも勇気づけたい」と話していた。バスで応援に駆けつけ、ナインを鼓舞する生徒たちの姿があった。



