夏の高校野球岩手大会、宮古が逆転勝利 盛岡一はコールド勝ち
夏の高校野球岩手大会、宮古が逆転勝利 盛岡一はコールド

宮古が一関修紅に逆転勝利、打線爆発で乱打戦制す

第108回全国高校野球選手権岩手県大会は13日、きたぎんボールパーク(盛岡市)とJALスタジアム花巻(花巻市)で1回戦4試合が行われた。宮古と一関修紅の対戦は、両チームとも2桁安打の乱打戦となり、宮古が逆転で勝利を収めた。また、黒沢尻北と盛岡一の伝統校対決は、盛岡一が七回コールド勝ちした。

宮古・伊香佳亮が逆転の適時三塁打

宮古は3点を追う六回一死満塁の好機で、伊香佳亮選手(3年)が右翼手の頭上を越える走者一掃の同点適時三塁打を放った。この一打でチームは勢いに乗り、この回計7点を挙げて逆転に成功した。伊香選手は「自分が打ってチームを勢いづける」と意気込み、内角低めの直球を捉えた。千葉貴瑛監督は「目つきが違って見えた。あえて力ませないよう指示を出さず、打席に送り出した」と振り返る。伊香選手は昨夏もレギュラーとして出場したが、打撃で苦しんだ経験から、週の半分は1日約150球のスローボール打ち込みを続けてきたという。「3年生としての意地で打つことができた」と語った。

一関修紅も反撃、下向主将が適時三塁打

一関修紅も二回に下向徠斗主将(3年)が適時三塁打を放ち、食い下がった。下向主将は「長打でチームを勢いづけようと思い、良い形で打てた。悔しいが、学年関係なく楽しんで野球ができて良かった」とコメントした。

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盛岡一、4番浅利の先制打でコールド勝ち

盛岡一は一回一死二、三塁の好機で4番・浅利優心選手(3年)が外角直球を右翼線にはじき返す先制の2点打を放った。川又範明監督は「強い打球が打てる良さが出た」と評価。浅利選手は「直球でも変化球でも対応できるように」と右方向を意識し、「追い込まれても冷静だった」という。チームはこの勢いで黒沢尻北を圧倒し、七回コールド勝ちを収めた。浅利選手は「みんなでいい打撃ができた。次戦以降も継続し、勝ちにつなげたい」と意気込む。

黒沢尻北・中嶋主将、全校応援に感謝

黒沢尻北は初回から点を許し、思うような試合運びができなかった。最後の打者となった中嶋荒太主将(3年)は「全校応援の声が力になった。最後に自分まで打席をつないでくれた仲間に感謝したい」と話した。

14日は2回戦6試合

大会は14日、2球場で2回戦6試合が行われる。各校の熱戦が続く。

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