夏の甲子園、佐賀商が0―1で初戦敗退…2年・香月選手が奮闘「3年生の思いも背負って振り切る」
夏の甲子園、佐賀商が0―1で初戦敗退…香月選手が奮闘

第108回全国高校野球選手権大会第8日の12日、8年ぶり17度目出場の佐賀商は初戦となる2回戦で拓大紅陵(千葉)と対戦し、0―1で敗れた。先発の東條陽大投手が9回1失点と力投し、九回の攻撃で二死二、三塁の好機を作ったが、あと一本が出なかった。最後まで全力でプレーした選手たちに、スタンドから大きな拍手が送られた。

2年生・香月選手がチーム唯一の複数安打

1点を先制されて迎えた五回、6番・香月大駿選手に先頭で打席が回ってきた。「どうしても1点がほしい」。直球を振り抜くと、三遊間を襲った打球は内野安打となり、同点への好機をつくった。二回にも左前打を放ち、チームで唯一の複数安打を記録。今夏、初めてスタメン入りした2年生が見事に期待に応えた。

試合前日に告げられたスタメン抜てき

吉冨俊一監督から告げられたのは試合前日。左腕の相手投手を警戒し、右打者で調子の良い香月選手に声が掛かった。身長は1メートル63で、他の選手らと比べると低い分、ウェートトレーニングに打ち込み、力強さを磨いた。夏の佐賀大会準決勝に代打で登場し、貴重な追加点を挙げて逆転勝ちに貢献した実績を買われた。

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初戦突破をかけた大舞台での突然の抜てきに驚いたが、「3年生の思いも背負って振り切る」と決め、強い気持ちで打席に立った。3打席目となる七回、一死二塁の好機が訪れ、ファウルで粘り食らいついたが、飛球に打ち取られた。3年生への申し訳なさと悔しさに襲われた。

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