王子総合が延長11回サヨナラ勝ち、江戸川は逆転勝利 全国高校野球東東京大会
王子総合が延長11回サヨナラ勝ち 東東京大会

王子総合、延長11回の激闘を制す

第108回全国高校野球選手権大会の東東京大会は11日、神宮球場などで1、2回戦計29試合が行われた。王子総合は延長十一回タイブレイクの末、昭和一に9―8でサヨナラ勝ちを収めた。サヨナラ打で三塁走者が生還し、選手たちは喜びを爆発させた。

江戸川、最終回に逆転劇

江戸川はオーエンススタジアム江戸川で行われた試合で、最終回に逆転勝利を挙げた。八回の守備中に選手が負傷し試合が一時中断した際、一塁スタンドの応援団が「流れ、持ってこい」と大合唱。球場は一気に江戸川ムードに包まれた。2点差を追う最終回、一死から2番打者が安打で出塁し、代打の手塚悠真選手(3年)が初球の変化球を捉えた。さらに一死一、三塁で4番の石田悠主将(同)が「自分が試合を決める」と5球目を捉え、打球は右中間を抜けた。代走の一塁走者・山本隼太選手(2年)が俊足で同点のホームイン。石田主将も三塁に到達し、その後、捕手のミスの間に生還し逆転に成功。石田主将は雄たけびをあげた。その裏の守備は、無死一塁から登板した砂塚櫂投手(3年)が抑えた。芝英晃監督は「最後に3年生の意地が出た。次戦も粘って勝ちたい」と語った。

日比谷、進学校対決を制す

開成と日比谷の屈指の進学校対決は、日比谷に軍配が上がった。序盤は両校の先発投手が好投したが、五回以降は点の取り合いに。開成の1点リードで迎えた八回一死一、三塁、日比谷の青賢太朗主将(3年)が直球をセンターに運ぶ逆転打で流れを引き寄せた。最終回には1点差まで追い上げられたものの、逃げ切った。青主将は「開成は粘り強く、最後は体が動かなくなった」と2時間34分に及んだ激闘を振り返った。この一戦は試合前からSNSなどで注目が高まっており、球場には両校のOBや野球ファンらが駆けつけた。青主将は「大勢の人からの応援を力に変えられた」と接戦での勝利に安堵した様子だった。

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その他の試合結果

郁文館は小岩を10―3の八回コールドで下した。足立新田は城北に3―2で競り勝った。12日は東・西東京大会の1、2回戦計26試合が予定されている。

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