健大高崎が20日、夏の甲子園大会準決勝で天理を1-0で下し、初の決勝進出を果たした。大会5試合のうち3試合を1-0で勝ち上がるという接戦続きで、青柳監督は「こんなことはなかなかない。びっくりしているけど、粘り強く守ってくれている」と目を丸くした。
九回2死満塁のピンチをエース石垣が救援
最後に訪れた最大のピンチをエース石垣聡志の力投で切り抜けた。九回2死満塁で救援した背番号1は「次に攻撃もあるし、気楽に、と自分に言い聞かせた。自信を持って投げた」と拳を握った。
先発の佐藤は八回1死まで投げ、2安打無失点の好投。事前のプラン通り継投に入ったが、終盤は簡単にはいかなかった。九回に2番手の北田が1死二塁のピンチを招くと、三塁手の石田翔がマウンドへ。アウトを1つ重ねたが、2死満塁で石垣に託した。試合の状況次第で登板の可能性を伝えられていた石垣は「簡単に勝てると思っていなかったし、準備していた」と得意のカットボールを投げ込み、空振り三振で勝利に導いた。
多彩な投手陣が接戦を制す鍵
野手兼任の3人も含め、8人いる多彩な投手陣が接戦を制する鍵になっている。4番として決勝打も放った佐藤は「(他の投手の存在が)とても刺激になっている。自分が投げるときは他の投手を楽にさせる、最後まで投げるという気持ち」と語った。
2024年春の選抜大会を制したが、夏は初めて頂点に挑む。石垣は「夏の日本一にこだわってきた。最後はやり切ることが大事。楽しみたい」と力を込めた。



