広陵が20点圧勝、昨夏の辞退から再生へ
夏の高校野球広島大会は11日、5球場で2回戦11試合が行われ、昨夏の全国選手権を部内暴力事案で辞退した広陵が広島観音に20-0で圧勝した。広陵は夏の広島大会4連覇を目指す。
広陵は二回、4安打で4得点を挙げ主導権を握ると、三回には曽根丈一郎主将の3点本塁打などで6点を追加。四回も葉山、保実の2点本塁打などで10点を奪い、試合を決定づけた。
曽根主将「ヒットでつなぐ延長線上」
曽根主将は本塁打について「ヒットでつなぐことを心がけてきた延長線上で打てた」と謙虚に振り返り、大量得点の勝利にも「まだまだ課題がある。次に向けて詰めていきたい」と気を引き締めた。
広陵は昨年8月、甲子園初戦突破後、部内の暴力事案を巡るSNSでの誹謗中傷を受け出場を辞退。この日はどんな相手にも手を抜かない姿勢を見せ、観客に「再生」への道を示した。
松本監督「曽根が引っ張った」
松本健吾監督は「曽根が引っ張ってくれた」と主将をたたえ、「大量得点で勘違いせず、次の試合に向けて準備したい」と述べた。
呉港が庄原格致に競り勝つ
呉港は庄原格致に4-1で勝利。二回二死一、三塁から山田の適時打で先制し、三回には野口の2点適時二塁打などで3点を加えた。庄原格致は九回二死三塁から矢野の敵失で1点を返すも及ばなかった。
呉港の片岡新之介監督は「初戦はとりあえず勝てた。相手に勝つには自分たちができることをしっかりやるだけ」と話した。
12日も5球場で2回戦残り10試合が行われる。



