花巻東の足攻vs横浜の投打、準々決勝の見どころ
花巻東の足攻vs横浜の投打、準々決勝の見どころ

第108回全国高校野球選手権大会は18日、準々決勝の4試合が行われる。天理(奈良)―三重、仙台育英(宮城)―智弁和歌山(和歌山)、花巻東(岩手)―横浜(神奈川)、健大高崎(群馬)―有明(熊本)の見どころをまとめた。

天理―三重は立ち上がりが鍵

序盤からたたみかける攻撃が得意な三重に対し、天理は守りからリズムを作って中盤以降に得点する展開が多い。

天理はここまで2試合を右腕の長尾亮大が完投。タフさもあるが、橋本桜佑、新井幾大と2人の左腕も控える。誰が先発するにせよ、三重の水野央清、秋山隼人らと対する立ち上がりが最大の鍵となる。

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三重の投手陣は継投が基本線。集中打が魅力の天理打線を、目先を変えながら分断したい。

仙台育英は小久保の出塁がカギ

仙台育英は1番小久保颯弥が出塁すると攻撃にリズムが生まれる。盗塁センスが抜群で、相手としては最も出塁させたくない打者だ。

智弁和歌山はエース右腕の和気匠太、左腕の米原佑真ら、2試合でタイプの違う4投手が登板。中谷仁監督は相手打線の特徴を見ながら投手起用を決めるが、いずれにせよ小久保をしっかり抑えることが鍵になる。

花巻東は足を絡めた攻撃で対抗

投打に今大会屈指の力を持つ横浜に対し、花巻東の強みは安打が打てなくても得点できる巧みさだ。3回戦は適時打なしで4点を奪った。足を絡め、確実に走者を進めたい。投打に好調な赤間史弥がキーマンになる。

横浜は脇山魁音、千島大翼の8、9番の出塁率が高く、1番の小野舜友がかえすパターンがこの甲子園で定着している。花巻東としては、この下位打線を出さないことが重要だ。

健大高崎は投手陣の層の厚さ、有明はエースの踏ん張り

健大高崎は石垣聡志、佐藤麻恩ら6投手が登板し、3試合でわずか2失点。全投手が疲労をためずに準々決勝に臨めるのは強みだ。打線も下位まで切れ目がない。

有明は3回戦の試合前に左腕の工修哉が左手をけが。エース斉藤遼汰郎の踏ん張りが鍵になる。少ない点差でくらいつくことができれば、1番永田晴輝、6番栄井彰の機動力を生かした攻撃で球場の雰囲気を一気に変えられる。

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