男子プロバスケットボールの群馬クレインサンダーズは5日、太田市のオープンハウスアリーナ太田で公開記者会見を開き、新体制を発表した。今季はBリーグの新トップカテゴリー「Bプレミア」に挑み、24日に開幕戦を迎える。吉田真太郎ゼネラルマネジャー(GM)は「チャンピオンを目指す」と力強く語った。
新加入2選手がチームを強化
今季チームには、昨季日本一となった長崎ヴェルカからスタンリー・ジョンソン選手(30)、茨城ロボッツから鶴巻啓太選手(30)が加入した。吉田GMは今季のロースター(登録選手)について、「さらなるディフェンス力の向上」「40分をいかに高い強度で戦えるか」をポイントに挙げ、新戦力への期待を示した。
サンダーズは昨季、平均失点がリーグ最少の73.0点で、ディフェンス力と高い3点シュート成功率を武器に42勝18敗で東地区3位に入り、2季連続でチャンピオンシップ出場を果たした。今季から外国籍選手らの同時出場制限が撤廃され、ゴール下だけでなく、ガードでも外国籍選手の起用が見込まれるため、これまで以上に守備の対応が重要になる。
ジョンソン選手と鶴巻選手の持ち味
米プロバスケットボール協会(NBA)で8季プレーしたジョンソン選手は、強靱(きょうじん)なフィジカルを生かしたプレーと粘り強いディフェンスが持ち味。3点シュートも武器で、攻守両面でチームを支える存在として期待される。
鶴巻選手は1メートル90の恵まれた体格を生かし、外国籍選手とのマッチアップを含めた守備面での貢献が期待される。カイル・ミリングヘッドコーチ(HC)は「新しいピースが加わり、大きなポテンシャルを持ったチームになった」と手応えを語った。
プレシーズン戦で競り勝つ
サンダーズはこの日、茨城ロボッツとのプレシーズンマッチに臨んだ。序盤から守備でのファウルが目立ち、第3クオーター終了時点でリードを許す苦しい展開となったが、新加入のジョンソン選手が3点シュートを3本決めるなど存在感を発揮。昨季チーム最多得点を挙げたケリー・ブラックシアー・ジュニア選手とともにそれぞれ23得点をマークし、80―74で競り勝った。
試合後、ミリングHCは「ファウルも多かったが試合の中で修正し、全体として良かった」と語った。
チームは今後、フィリピンでの海外試合やプレシーズンマッチを経て、24日にアルティーリ千葉とのホーム開幕戦に挑む。



