台風15号の接近に伴い、岩手県内は11日の昼前から深夜にかけて大雨になる見通しだ。連日の雨で地盤が緩んでいるとして、盛岡地方気象台は土砂災害や河川の氾濫への注意を呼びかけている。
予想降水量と警報の可能性
盛岡地方気象台の発表によると、12日正午までに予想される24時間降水量は、多いところで内陸80ミリ、沿岸北・南部100ミリ。1時間降水量のピークは11日午前9時から午後6時頃で、内陸30ミリ、沿岸北・南部40ミリが予想される。
気象台は「暴風警報や海上では波浪警報も予想される。警戒に努めてほしい」としている。
イベントへの影響
県内各地のイベントにも影響が出ている。盛岡市で11日夜に開催予定の「盛岡花火の祭典」は、当日に中止するかどうか判断する。実行委員会は約8000人の観客を見込んでおり、中止の場合は公式ホームページやX(旧ツイッター)で周知する。
釜石市などは、11日に釜石港で開催予定だった東日本大震災の犠牲者を慰霊する「釜石納涼花火」を12日に延期した。昨年は約1万4000人が見物しており、担当者は「楽しみにしている方も多く、苦渋の判断だった」と話した。



