石川県は18日、令和6年の能登半島地震の被災地に修学旅行を誘致するため、学校関係者を対象とした現地視察を実施した。県は7年に防災や復興の歩みを学ぶ震災学習プログラムを策定し、9年度からの本格的な受け入れを目指している。
視察には教員ら23人が参加
視察には東京や神奈川、兵庫などから校長や教員ら23人が参加した。地震による火災で焼失した輪島市の朝市通りや被災した漆器工房を回り、被害や復興状況の説明を受けた。
案内した輪島市の元職員、橋爪朱文(ときふみ)さん(64)は「災害がいつ起こるか分からないことを若い人に知ってもらいたい」と呼びかけた。
宿泊者数は約40分の1に激減
石川県によると、能登9市町での修学旅行の宿泊者数は6年度、前年度の約40分の1に激減した。県の担当者は「震災学習を周知し、修学旅行の受け入れを進めたい」と話す。
兵庫県尼崎市立中の岩佐真由実教諭は「子供たちが能登の文化を学びながら、防災を考えるきっかけになる」と期待を込めた。



