認定NPO法人「日本レスキュー協会」(兵庫県伊丹市)は30日、読売新聞の電話取材に応じ、熊本県八代市で災害救助犬を使った捜索活動を実施したことを明らかにした。地震発生翌日の29日にメンバー5人と災害救助犬3頭が八代市に入り、現地の自治体と調整を重ねてきたという。
30日は地元消防隊員と連携し、大きく壊れた民家など約30軒を確認。倒壊家屋の下敷きになっている人がいないか、1軒ずつ確認して回った。行方不明者に関する具体的な情報はなく、この日の活動で発見はなかった。
「古い木造住宅が中心、大変な状況」
犬に指示を出すハンドラーの高木美佑希さん(34)は「古い木造住宅を中心に、1階部分がつぶれたり、倒れて道路にはみ出したりしている家屋が多数あり、大変な状況」と語った。
高木さんは、今回と同じ震度7を観測した2016年の熊本地震でも県内で活動。当時に比べ、「落ち着いている住民が多い印象がある」と述べた。
31日も現地で待機
協会は31日も現地で待機し、要請があれば捜索活動を実施する予定。高木さんは「何か情報があれば、救助犬とともに迅速に活動したい」と話した。



