インドネシア東部地震、避難者1万3000人に 死者53人、支援遅れに不満の声
インドネシア東部地震、避難者1万3000人 死者53人

インドネシア東部フローレス島沖で15日に発生したマグニチュード(M)7.7の地震により、約1万3000人が避難していることが17日朝までに明らかになった。避難者は学校や警察署、役所などに身を寄せたり、屋外にとどまったりしたまま、支援を待つ状況が続いている。

死者53人、負傷者100人以上

15日早朝に発生した地震では、これまでに53人が死亡し、100人以上が負傷した。救助当局によると、行方不明者の報告はないという。

国家防災庁(BNPB)のベルトン・スアル・ペリタ・パンジャイタン報道官がAFPに語ったところによると、自宅に戻れなくなっている人は約1万2800人となっており、フローレス島内の複数の町に分散して避難している状態だという。

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余震続き、屋外で過ごす避難者

数百回に及ぶ余震が続いているため、島内の多くの住民は自宅へ戻ることを恐れ、2日続けて屋外で一夜を明かすことを余儀なくされた。

震源に近いナゲケオ県の小さな町ンバイでは、ブルーシートと支柱で建てた簡易テントで寝泊まりする住民の姿もあった。

この町に住むジュナイディンさん(32)は、首都ジャカルタで独立記念日が盛大に祝われる一方、支援の到着が遅れていると感じており、焦りといら立ちをあらわにした。

「政府からの援助については、何もありません。テントも、薬も、食料も、飲み水も、何一つ届いていません」と、ジュナイディンさんは訴え、「お願いだから目を開けてください、政府の皆さん。私たちはあなたたちの国民であり、あなたたちの一部なのです。どうか私たちの面倒を見てください」と語った。

別の住民のシティ・サウダ・ダソさん(31)は、「私たちは身一つで逃げてきました。着ている服だけです」「何かを支給すると言っていましたが、証拠はありません。だから正直なところ、少し腹が立っていますし、失望しています」と話した。

空軍が支援物資を空輸

インドネシア空軍は、食料、衣類、清潔な水、緊急医療機器などを含む支援物資を空輸していると発表している。

空軍基地の司令官は国営アンタラ通信に対し、孤立したコミュニティーの生存者に緊急物資を直接届けるため、ヘリコプターも投入されていると述べた。

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