東大・気象予報士が語る、社会人の勉強が捗る意外な秘訣とは
東大・気象予報士が語る、社会人の勉強が捗る意外な秘訣

明治大学の堀田秀吾教授とフリーアナウンサーで気象予報士の磯貝初奈氏が、社会人の勉強効率を高める「科学的に正しい勉強法」について語った。堀田氏は、自身の大学時代の経験を振り返り、最初は興味が持てなかった学問に、後から本気で取り組むようになった経緯を明かした。

「わからないなりに触れているうちにわかる喜び」

堀田氏は、大学で英語を学びたいと思っていたのに誤って英文科に入ってしまい、2年生の頃はほとんど大学に行かずアルバイトばかりしていたという。しかし3年生で「本気で学ぼう」と思い立ち、英文科の授業だけでなく、他学科の天文学や音楽、哲学など、単位にならない講義にも片っ端から参加した。

その経験について堀田氏は「大学ってすごい場所なんだと思えたし、難しい学問を勉強することが好きになっていった」と振り返る。さらに、新たに知ったことが思いもよらないところで生きると、勉強がさらに楽しくなると語る。磯貝氏が言うように、勉強には「最初はよくわからなくても、わからないなりに触れているうちにわかってくる喜び」があるという。

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難解な専門書を「眺めるだけ」でも効果がある

磯貝氏は、専門分野を学ぶ際に、カフェや電車で人に見えるように難解な専門書を開き、「それを読んでる自分」を演出して勉強を楽しんでいたと明かす。堀田氏も「英字新聞を読んでる自分が好き」という時期があったと共感し、「本当はほとんど読めてなかったけど、紙面を眺めているうちにいろいろ学んでいく」と語る。

脳には、未知の情報と既知の情報のギャップを埋めようとする働きがあるため、わからなくても何度も触れているうちに理解し記憶するという。重要そうな内容を何となく目に触れさせるだけでも、脳内に「見たことがある」という痕跡が残り、次に見たときに処理しやすくなる。

堀田氏は、磯貝氏が『没頭勉強術』で紹介されている科学的に効果が裏付けられた勉強法を、経験として実践していることを称賛し、「本で紹介されている勉強法の半分以上は、自分で編み出したものですよね。それがしっかり理に適っている」と述べた。

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