北海道から都内私立中へ挑む家族の激闘、最寄り塾まで400km
北海道から都内私立中へ挑む家族の激闘、最寄り塾まで400km

北海道に住む杏さんは、最寄りの中学受験塾まで約400km離れた環境で、都内の私立中学を目指した。家族は通信教育とオンライン講習を組み合わせ、限られたリソースで挑んだ。

オンライン講習と家族のサポート

小6の夏休み、杏さんは通信教育と並行して、栄光ゼミナールが運営するオンライン夏期講習を受講。母の恵さんは「先生の解説と双方向の授業が面白かったようです。画面に映る、自分と同じ受験生を見て刺激を受けていました」と振り返る。

父の竜也さんが勉強を教え、スケジュール管理を担当。恵さんは採点や間違った問題をピックアップしてノートにまとめた。北海道の夏休みは約30日と短く、講習の全日程には参加できなかったが、夏休み後の模試では女子御三家が合格圏内に入り、成果が出始めた。

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札幌での模試への挑戦

秋からは志望校対策として模試が増え、実際に私立中で受けられる模試もある。杏さんは自宅でのオンライン模試では緊張感がないため、夜行バスで札幌まで行き、会場で受けることにした。

「夜10時すぎに出発して朝5時ごろに札幌に着くので、ネットカフェの個室で模試の時間まで待ちました。保護者同伴であっても小学生が入れるネットカフェは少ないんです。だから事前予約は必須でした。土曜、日曜と模試を受けて日曜夜の夜行バスで帰って、月曜朝に着いて学校に行きました。車内で娘はぐっすりでしたが、私はあまり眠れませんでした」と恵さんは語る。

札幌での模試は計4回、交通費と宿泊費など1回約3万円、計12万円ほどかかった。札幌で地元にはないおいしいものを食べるのが息抜きになった。

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