小学生を対象に、公共入札の仕組みを学びながら「理想の町づくり」の提案書を作成する入札体験イベントが20日、東京都内で行われた。児童たちは生成人工知能(AI)を活用し、防災をテーマにした提案書を作成し、プレゼンテーションまで行った。
「キッズ入札クエスト」の概要
「キッズ入札クエスト」と題されたこのイベントは、入札情報サービス「NJSS」を運営する企業うるる(中央区)が企画。小学4~6年生の男女13人が参加し、父兄が見守る中で課題に取り組んだ。
公共入札とは、国や自治体などの公的機関が工事や物品、サービスを調達する際、民間事業者から競争的に見積もりを受け、契約相手を選ぶ仕組み。イベントでは最初にクイズを交えて公共入札の基礎を学び、その後、入札体験のための提案書作りが始まった。
防災テーマの提案書作成
防災に関連した町づくりの入札を想定し、自治体や団体の防災担当部門に提案する形で実施。児童たちには「町の備蓄ボックスの中身」と「行きたくなる避難訓練」の2種類の課題が与えられた。
持ち時間40分の中で、スタッフのアドバイスを受けながらテーマに沿ったアイデアを出し、目的や予算など提案書の内容を考えた。スタッフが「生成AIを使ったことがあるか」と問いかけると、全員が手を上げ、慣れた様子でAIに提案書の中身を修正してもらいながら次々とまとめていった。



