八戸市などで路線バスを運行する岩手県北自動車(盛岡市)の南部支社で、昨春入社した林崎翔太さん(20)が、運転士として単独乗務に向けた社内教習を続けている。9月にもデビューの予定で、同社によると県内初の20歳のバス運転士になるという。
大型2種免許の取得条件が緩和
バスの運転に必要な大型2種免許の取得は、以前は「21歳以上」などの条件があったが、2022年に施行された改正道路交通法により、特別な教習を修了すれば「19歳以上」も取得できるようになった。
林崎さんは昨春、八戸市内の高校を卒業して入社。1年間、バスの整備などを学んだ。バスの運行管理者の試験にも合格し、今年6月下旬に大型2種免許を取得。現在は指導員に同乗してもらい、運転の慣熟に努めている。
小学生の頃からの夢を実現
林崎さんは小学生の頃からバスが好きで、運転士に憧れていたという。同社が企画したバスの見学会に参加したこともあり、「運転する姿が格好いい」と、ずっと持ち続けてきた夢の実現を間近にしている。
27日も実際の路線バスのルートを走行し、「発車します。ご注意ください」などとアナウンスをしながら、運転の技術を磨いた。
若手人材の確保に期待
運転士のなり手不足や高齢化は全国的な課題になっている。同社は20歳の運転士誕生が、若手人材の確保につながればと期待している。



