加齢に伴い心身の機能が低下する「フレイル」の予防には、特別な運動よりも日常生活の中での「ながら運動」が効果的だという。無理なく続けられることが重要で、専門家は「ながら運動」を新常識として推奨している。
「ながら運動」とは
「ながら運動」とは、テレビを見ながら、料理をしながら、掃除をしながらなど、日常の動作の中で行う軽い運動のこと。特別な時間を確保する必要がなく、無理なく続けられる点が特徴だ。
例えば、歯磨きをしながらかかとの上げ下げをする、テレビのCM中にスクワットをする、などが挙げられる。これらの運動は、筋力やバランス能力の維持に役立つ。
フレイル予防のポイント
フレイル予防には、運動に加えて栄養と社会参加も重要とされる。特に、たんぱく質をしっかり摂ること、人との交流を保つことが大切だ。
「ながら運動」は、こうした予防策の中でも手軽に始められる方法として注目されている。専門家は「まずは1日1つでも良いので、ながら運動を取り入れてみてほしい」と話す。
無理なく続けるコツ
続けるコツは、無理をしないこと。自分のペースで、できる範囲で行うことが大切だ。また、運動を記録したり、家族と一緒に行ったりすることで、モチベーションを維持しやすくなる。
高齢者のフレイル予防は、健康寿命を延ばすために重要だ。日常生活に「ながら運動」を取り入れて、元気な毎日を送りたいものだ。



