親が元気なうちに「お金」のことを話し合っておくことの重要性が指摘されている。介護には費用がかかる上、緊急時に親名義の預金を引き出すのは難しいためだ。しかし、本人確認の厳格化に伴い、元気なうちに代理人を指定できる金融機関も増えている。
聞いておきたいお金の項目
具体的には、以下の項目を把握しておくことが推奨される。
- 年金額(本人名義の口座に2か月に1回振り込まれる)
- 預貯金(複数口座の有無、キャッシュカードの保管場所、ネットバンクや株式の有無)
- 民間医療保険、生命保険
- 不動産
- ローン、負債
怒らせずにお金のことを聞く3つの方法
親の資産を把握したいと思っても、切り出し方に悩む人は多い。「財産を狙っているのか」と怒られる可能性もある。そこで、以下の3つの方法が有効とされる。
1. ダイレクトに聞く
ただし、調査のように淡々とメモを取りながら一気に聞くと、親の怒りを買うことがある。時間をかけ、電話やメールではなく対面で、「もし倒れたときにお金のことがわからないと十分なことをしてあげられないから」と、心配している意図を伝えるのが良い。
2. 他人の事例を出しながら聞く
幼なじみや同級生の親が倒れたり施設に入った事例があれば、それを話題にする。「〇〇ちゃんの母親が倒れて入院したが、年金や貯金がわからず困っていた」などと話すと、親も自分事として捉えやすい。適当な事例がなければ「ネット記事で見た」と話しても良い。
3. ひと工夫しながらアプローチ
(本文では詳細が明記されていないが、状況に応じた工夫が必要とされている)



