岳南電車、使用済み硬券をイベントで配布へ 1500枚用意
岳南電車、使用済み硬券をイベントで配布へ

静岡県富士市で22、23の両日開かれるイベント「トレインフェスタ2026」で、今では珍しくなった「硬券」と呼ばれる、地元ローカル鉄道「岳南電車」の使用済み乗車券が、入場者にプレゼントされる。鉄道マニアに人気の硬券を再利用し、集客につなげようという地域内連携の試みという。

硬券の背景と配布のきっかけ

きっぷの自動券売機がなかった時代に主役だった硬券は、現在は大都市圏以外の一部のローカル鉄道でのみ使われているという。市東部の全長9.2キロを走る岳南電車では吉原、吉原本町、岳南富士岡の3駅で今も硬券を販売(一部時間帯のみの駅を含む)する。

使用済みの硬券は回収され、通常は溶解処理されるが、イベント主催者である市文化振興財団が昨年、「鉄道マニアが集まるフェスタで提供できたら、喜ばれるはず」と、宣伝をせずに配布したところ好評だった。「またやって」との声を受けて今年は入場予定者分の約1500枚を、岳南電車が用意した。

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配布内容とイベント詳細

配布される硬券には、日付や改札パンチが入り、裏面に使用済み印が押されている。日付や行き先はさまざまで「どれが当たるかはお楽しみ」と担当者は笑う。

フェスタは22日が午後1~4時、23日が午前10時~午後4時(午後0時半~1時はクローズ)、同市蓼原町のロゼシアターで。入場無料で予約不要。多数の鉄道模型が楽しめ、岳南電車のコーナーもある。

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