東京都は7日、外国からの弾道ミサイル攻撃に備え、都民らが一定期間滞在できる「地下シェルター」をJR東京駅東側地下の都八重洲駐車場(中央区)に整備すると発表した。ミサイルの爆風や破片、建物倒壊を想定し、今年度中に詳細な現地調査に着手する。
八重洲駐車場の概要
八重洲駐車場は、東京駅から延びる八重洲通りの地下1、2階(深さ2~11メートル)に位置し、延べ床面積は約1万3000平方メートル。付近にオフィスビルや商業施設が立ち並ぶ。
シェルターの整備計画
シェルターには水や食料などの備蓄も想定し、施設構造や扉などを強化する改修を施して数年後の工事完了を目指す。工事期間中や完成後を含め、引き続き駐車場として利用できる。
小池百合子都知事は7日の定例記者会見で、北朝鮮による6日の弾道ミサイル発射を批判した上で、「弾道ミサイルの攻撃から都民の命と財産を守る。首都東京の玄関口・東京駅に近く、施設整備の効果が高いと見込まれる」と述べた。
都内での整備事例
都は、都営地下鉄大江戸線・麻布十番駅(港区)に併設する防災備蓄倉庫(1400平方メートル)についても地下シェルターとして整備に着手しており、八重洲駐車場での整備は2例目となる。



