米沢市赤十字奉仕団(杉崎淳子委員長)による赤十字ボランティア基礎研修会が27日、同市金池の置賜総合文化センターで開かれた。大規模災害が比較的少ない地域特性を踏まえ、停電したときに各家庭で冷蔵庫の食材や備蓄品を使いながら、ありきたりではないメニューの非常食作りを実践し、約20人が参加した。
カセットコンロで湯煎するレシピ
研修会では、耐熱性ポリ袋に精米とあたりめを入れた「イカめし」や、ひき肉とパン粉などでミニトマトを包んだ「ポークバーグ」、切り干し大根を使った「切り干しナポリタン」など、カセットコンロで湯煎して作ることができるレシピが紹介され、料理をおいしく実食した。また、料理を盛る器は、新聞紙を折りたたんで手作りした。
奉仕団の活動と被災者へのケア
研修会では、日赤県支部の担当者が、奉仕団は県内に38団体あり、過去の災害時には災害ボランティアセンターの受け付け業務を担ったことなどを説明。被災者にリラックスしてもらうため、手や肩、背中などをさする手法も学んだ。
春まで薬剤師として働いていたという同市中央、中村純子さん(73)は、「災害の時に何か役に立てればいいと考えて初めて参加した。こういうやり方もあるのかと大変参考になった」と話していた。



