さくら市鹿子畑の東輪寺で6日、「平和の鐘をつく集い」が開かれた。原爆が投下された午前8時15分に合わせ、人見照雄住職(79)が「平和の鐘」をついた。静寂な境内に鐘の音が響き渡る中、約50人の参加者が戦争の犠牲者に黙とうをささげた。
広島の残り火を2000年から継承
東輪寺は広島の焼け跡の残り火を2000年に譲り受け、ろうそくを交換しながら火をともし続けている。鐘は06年に近隣住民から寄贈され、鐘をつるす支柱には、広島と長崎の被爆した瓦や米などが納められている。
檀家から36人が戦死
同寺の檀家では、南方戦線などで36人が戦死しており、戦争の犠牲者を追悼する行事が行われている。人見住職は「平和のために人は手を取り合って、助け合っていけるという思いを込めて鐘をついた」と語った。
長崎に原爆が落とされた9日も、午前11時から集いが行われる。



