通天閣がそびえる大阪市浪速区の新世界で22日、法被姿の男女やメイド服を着た女性、外国人留学生ら200人以上が、神輿を担いで太鼓を鳴らし、町中を練り歩く夏祭りが開かれた。
猛暑日の中、参加者は汗だくになりながら「わっしょい」と声を上げた。様々な衣装を身にまとった集団に、外国人観光客らが不思議そうにスマートフォンのカメラを向けていた。
女性が担ぐ「ギャル神輿」の統括を務める近藤みのりさん(30)は「観光客の方は『なんやこれ』っていう顔していますね」と笑う。
担い手不足乗り越え外部参加者巻き込む
1950年代から70年以上続く地域の祭りだが、地元の担い手不足で存続が危ぶまれた時期もあった。2010年以降、近くのメイド喫茶や日本語学校、イベント会社など外部の参加者を巻き込み、伝統をつないできた。
通天閣本通商店街でカフェを営む近藤さん。「このごちゃまぜな感じが、新世界らしさだと思います」と話した。



