千葉豪雨を受け、大網白里市の金坂昌典市長は28日の定例記者会見で、治水対策を加速させるため、専門部署を発足させる方針を明らかにした。市が管理する金谷川の河道拡幅工事、幹線排水路の拡幅や調整池の整備を進め、排水能力を高める。
豪雨の記録と浸水状況
市によると、今回の豪雨の総雨量は406.5ミリ、最大降雨は1時間157ミリを記録した。JR大網駅周辺は地形的に低く、金谷川と小中川の氾濫で住宅や商店などが広範囲に浸水した。
市長の謝罪と今後の方針
金坂市長は「改修工事を進める中で起きた水害。市民に大変なご負担をおかけしたことを重く受け止めている」と謝罪。専門部署を作り、市内全域の治水対策を進める一方、小中川の早期改修を県に求める。
工事の進捗と今後の計画
金谷川では、小中川との合流点から上流約460メートルで河道を拡幅する工事が進む。今年度にJR東金線と交差する区間で工事が始まり、完成まで約4年を見込む。その後、上流部の工事に入り、完成は2033年度の予定。県が進める小中川の改修工事も同年度の完了を予定している。
また、市は大網駅周辺の冠水被害を軽減するため、南玉地区幹線排水路の整備に着手する。9月補正予算案に基本設計業務委託料として2500万円を計上。既存排水路の拡幅、バイパス排水路、上流域での調整池の整備を検討する。



