14日に放送される中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』2時間スペシャル(19:00~)では、能登半島地震で休業を余儀なくされた石川・能登町の寿司店「津久司」が、2年4か月ぶりに営業再開を果たすまでの日々に密着する。
抱き合う親子、2年4か月ぶりの再開
「津久司」は、2022年から同番組が密着している、石川・能登町宇出津の寿司屋。能登の地魚12貫に漬け丼が付いた「大盛寿司ランチ」を1,000円で提供する人気店だったが、2024年の元日に発生した能登半島地震で店や自宅が大きな被害を受け、休業を余儀なくされた。
店主の坂さんは、週末に全国を巡る出張寿司を始めるなど、一緒に暮らす息子・アオイくんとともに苦難を乗り越えてきた。復興がなかなか進まず、町から人も店も減り続ける中、それでも移転を選ぶことなく、当地での再開を決意。2025年には、再オープンの日取りを2026年4月に定めた。
震災から833日目、ついにプレオープン
2026年に入ると、2月には震災で故障した水道の工事を実施。3月にはガス器具を取り換え、湯沸かし器を新調し、ついに厨房内の流し場でお湯が使えるようになった。さらに電気工事も行われ、照明器具やコンセント、エアコンを設置。再開に向けて、一つずつ店の機能が戻っていく。
電気工事を担当した職人への感謝を込め、坂さんは宇出津産のワカメや珠洲産の岩海苔を使ったすまし汁、だし巻き卵などを振る舞う。「いよいよ感が出てきました」と再開までの日が迫る中、店にはアオイくんを驚かせる来訪者も現れる。
そして、能登半島地震から833日目を迎えた2026年4月13日。「津久司」は、ついにプレオープンを迎える。
「感慨深いですね。2年かかっちゃいましたけど」
プレオープンで提供されるのは、能登の魚を使ったのり汁付きの「寿司ランチ」。6貫800円、8貫1,000円、10貫1,200円の3種類で、学割も用意された。
最初の客は、近所で鍛冶店を営む夫婦。寿司ランチ10貫を堪能すると、その後も地元の人や常連客など、お世話になった人たちが次々と来店する。
ようやくかなった再開に、坂さんは「感慨深いですね。2年かかっちゃいましたけど」としみじみ。かつての日常が少しずつ戻ってくる店内で、親子は再出発の一歩を踏み出す。
再オープン当日、店前には人だかり
同月25日の再オープン当日は、午前3時半から仕込みを開始。番組でもおなじみの店から祝花が次々と届く中、店の前には開店を待ちわびる人だかりができはじめる。
「この風景を見たかった」――胸いっぱいの坂さんは、アオイくんと一緒に暖簾を出すため、店の外へ。そのとき、アオイくんが「はじめて見た」ものとは……。
今回の放送ではほかにも、埼玉・熊谷市にある、養鶏場が運営している活気あふれる食堂が登場。ゲストに塩崎太智(M!LK)、たくろう、岩田絵里奈、音井結衣・白石まゆみ(SWEET STEADY)が出演する。



