那須塩原市は20日、2029年度末までの完成を目指す新庁舎の入札方式について、技術提案などの価格以外の要素を含めて評価する「総合評価方式」から、入札価格のみで決める「価格競争方式」に変更すると明らかにした。10月に実施予定の3回目の入札公告から適用する。
同日行われた市議会全員協議会で市が説明した。
入札不調が続く背景
建設を巡っては、市が昨年6月、予定価格を約123億円に設定した1回目の入札が不調に終わっていた。予定価格を約22億円増額し、再公告したものの、今年3月に再び入札不調となっている。
市はその後、県内外の建設事業者を対象に、意見の聞き取り調査を実施。その中で、「技術提案をするには人手が足りない」などの声が多かったことから、入札方式の変更を決めた。
新庁舎の概要と今後の見通し
新庁舎はJR那須塩原駅近くに建設予定で鉄筋コンクリート4階建て。市は来年1月に落札者を決定する予定。建設資材価格の高騰などを理由に、10月の入札公告では予定価格が更に増額される見込みだ。



