成田空港第2旅客ターミナル地下にある「空港第2ビル駅」の混雑緩和に向け、成田国際空港会社(NAA)などは、駅やターミナルの一部を改修する。来年4月に着手し、2028年度上期の供用開始を目指す。
改修の内容と目的
NAAのほか、京成電鉄やJR東日本千葉支社、成田空港高速鉄道が連携して実施する。
混雑の主な原因となっている鉄道の「二重改札」を解消する。京成本線の利用者は成田スカイアクセス線と同じ改札を通り、さらに別の改札を通過する必要があるため、別の動線を設けることで混雑解消を目指す。改札外のコンコースも広げるほか、複数路線の案内が混在している状況も見直し、利用者がスムーズに動けるようにする。
撤去と新設
また、ターミナルがオープンした1992年から2015年まで使われていたセキュリティー検査台とガラス扉を撤去する。代わりに、待合スペースや店舗などを設置し、にぎわい空間を演出する。
背景と現状
改修するのは、コロナ禍後のインバウンド(訪日外国人)の需要増が続いているためだ。京成電鉄の1日あたりの平均乗降客数(25年度)は前年度より約3500人多い3万9307人に達し、混雑が顕著になっている。第2ターミナルは国際線が中心のため、対応が急務となっている。



