長崎県、渇水被害額1億3000万円と試算 補正予算案に支援策
長崎県、渇水被害額1億3000万円 補正予算案に支援策

長崎県は、今夏の渇水による農作物の被害額が、8月末までで約1億3000万円に上るとの試算を発表した。被害を受けた農家への支援事業を盛り込んだ今年度一般会計補正予算案を、開会中の県議会定例会に提案している。

記録的な少雨で被害拡大

県によると、五島市などの一部地域を除いて、県内では7月の梅雨明け以降まとまった降雨がなく、1日の降水量が5ミリ以下の「干天日数」が連続30日を超えるなど記録的な少雨が続いた。

県は、関係機関への聞き取り調査などを行って被害額を推計。農業用水の不足によって、ミカンの実が例年より小さくなったり、稲が枯れたりするなどの影響があったという。

補正予算案で農家を支援

約1億5400万円を追加する補正予算案では、果樹やアスパラガスなどを生産する農家を対象に、肥料の購入費の一部を支援する事業に約7900万円、農業用水を確保するためのポンプの設置費用などの補助に7500万円を充てる。

県の担当者は「状況を注視しつつ、関係機関と連携を図りながら、的確に対応していきたい」と話した。