九州新幹線の復旧見通し「来週示す」 構造物600カ所被害、日奈久断層帯に集中
九州新幹線の復旧見通し「来週示す」 構造物600カ所被害

7月28日の熊本地震で被災し、熊本―新水俣間の運行見合わせが続く九州新幹線で、高架橋の損傷など構造物の被害が約600カ所あり、活動したと推定される「日奈久断層帯」に近い熊本県の新八代―新水俣間に集中していることが19日、JR九州への取材で分かった。古宮洋二社長は記者会見で「来週には復旧の見通しをお知らせする」と述べた。

被害の概要

JR九州によると、九州新幹線の被害は全体で約900カ所確認されている。このうち構造物は約600カ所で、防音壁の落下や橋桁のずれなどがあった。レールは約300カ所で破断やゆがみが起きていた。脱線など運行中の列車に顕著な被害はなかった。

復旧の状況

地震発生を受け全区間で運転を取りやめ、熊本駅以北は7月31日までに、新水俣駅以南は8月7日に再開していた。

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2016年の熊本地震では「前震」で回送列車が脱線した一方、13日後に全線復旧していた。今回は発生3週間を過ぎても再開のめどが立っておらず、構造物などの被害が深刻な影響を及ぼしている形だ。

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