京都市バス、寝ていた女子中学生2人見落とし折り返し運行…終点点検怠る
京都市バス、寝ていた女子中学生2人見落とし折り返し運行

京都市バスで今月6日、運転士が終点での車内点検を怠ったまま折り返し運転し、寝ていた女子中学生2人が目的地とは別の停留所で降車していたことがわかった。市交通局は「乗客の安全を脅かす事態を招いたことに責任を感じている。乗務員の安全意識の向上に努める」としている。

運転士「ダイヤが遅れていて焦っていた」

市交通局によると、男性運転士は6日午前7時35分頃、終点の「北白川仕伏町」(左京区)でマニュアルに定められた点検を怠り、寝ていた2人に気付かずに折り返し運行を始めた。2人は約40分後、「西院巽町」(右京区)で下車。保護者の連絡を受けてドライブレコーダーを確認し、点検の未実施が判明した。

聞き取りに対し、運転士は「ダイヤが遅れていて焦っていた」と話したという。

6月にも置き去り事案、再発防止策は途上

市バスでは6月、車庫の車内に女子児童を置き去りにする事案が発生。近畿運輸局から9月に行政処分を受け、市交通局は再発防止策を実施しているが、今月13日にも乗客を乗せたまま回送運行していた。