香川用水で18年ぶり60%取水制限、宝山湖から補給強化
香川用水で18年ぶり60%取水制限、宝山湖から補給強化

早明浦ダム(高知県)の貯水率低下に伴い、香川用水への供給量を60%削減する第4次取水制限が28日午前9時に始まった。2008年以来18年ぶりとなる。水道用水への補給を強化するため、三豊市の宝山湖からの取水量を増やすなどの対応が始まった。

宝山湖からの放流量を増加

約300万トンの水をためていた宝山湖では、50%カットする第3次取水制限が始まった19日から、1日あたり約4万1000トンを流していた。28日からは6万9000~7万2000トンに増やす。28日午前9時現在の宝山湖の貯水率は88・1%という。高松市中心部では減圧給水がさらに強化された。

県立高への要請と県の対応

県教育委員会は県立高に対し、一部の蛇口の使用や数校が予定していた9月以降のプール授業を中止するよう要請したという。

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県は27日に渇水対策本部を設置。28日には県庁前で「より一層の節水にご協力を」と呼びかける看板(幅75センチ、高さ4・2メートル)を設けた。香川用水から水道用水を受けていない土庄、小豆島、直島、まんのう各町を除く13市町のすべてで、28日までに渇水対策本部が設置された。

井戸水検査費用の減額と再生水の提供

高松市は、井戸水を飲み水として使うケースが見込まれることから、市による井戸水の水質検査の費用を26日から減額している。担当者は「健康被害の危険もあるので、飲み水で使う場合はぜひ検査を受けてほしい」と呼びかけている。

検査は通常時の半額程度で、水の化学的な成分を調べる化学試験が税込み1700円、大腸菌などの細菌を調べる細菌検査が同1260円。市保健所生活衛生課の窓口や電話(087・839・2865)で事前予約が必要で、減額は取水制限が解除される日か10月下旬頃まで続ける。

市はまた、家庭からの排水から細かいごみなどを取り除いた「再生水」について、香東川浄化センター(香西本町)など3か所の下水処理施設に加え、臨時に牟礼総合体育館(牟礼町)の近くでも提供している。再生水の利用が初めての場合は、事前に同センター(087・842・5421)に問い合わせをする必要がある。

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