岩波神保町ビル9月解体開始、59年の歴史に幕 石垣の存廃は未定
岩波神保町ビル9月解体、59年の歴史に幕 石垣の存廃未定

東京都千代田区神田神保町の神保町交差点に建つ岩波神保町ビルの解体工事が、9月1日から始まる。昭和42年に竣工し、かつてミニシアターの草分けとして知られた岩波ホールがあったこのビルは、59年の歴史に幕を下ろす。

建築家・芦原義信氏の設計、地上11階地下2階

岩波神保町ビルは、東京・銀座にあったソニービルなどを手掛けた建築家の芦原義信さん(1918~2003年)の設計で、地上11階、地下2階の建物。10階にあった岩波ホールは令和4年に閉館し、直近では三菱UFJ不動産販売東京中央センターやスーツセレクト神田神保町店などが入居していた。

このビルは岩波書店創業者の同族会社である岩波不動産の所有だったが、現在は住友商事が所有している。

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再開発計画と地下鉄出入口の閉鎖

ビルを含む神保町交差点南西地区では再開発計画があり、古書店や個性的な飲食店、喫茶店などの街並みを生かす街づくりが検討されている。解体に伴い、ビルとつながる都営地下鉄三田線神保町駅A6出入口は、令和13年度までの予定で閉鎖される。

出入口の階段には、神保町の名所となっている石垣のような壁があり、その存廃は未定。見納めに訪れてスマートフォンで撮影する人が相次いでいる。

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